:第9条 不正なプレー
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    9 不正なプレー

      原則

      不正なプレーを行ったプレーヤーは、注意を受けるか、一時的退出、または、退場となる。

      妨害

    1. プレーヤーと相手プレーヤーがボールに向かって走っているとき、どちらのプレーヤーも、互いに肩と肩で触れあう以外に相手をチャージしたり、押したりすることはできない。
    2. オフサイドのプレーヤーは、相手を故意に妨害したり、プレーを妨げたりしてはならない。
    3. プレーヤーは、相手がボールキャリアーをタックルする、または、タックルしようとするのを故意に妨害してはならない。
    4. プレーヤーは、ボールの争奪以外で、相手のボールをプレーする機会を故意に妨害してはならない。
    5. ボールキャリアーは、相手を妨害しようとして、故意にオフサイドの位置にいる味方の方へと走り込んではならない。
    6. プレーヤーは、ボールがデッドになったとき、相手プレーヤーに対し、妨害したり、いかなる方法でも相手の邪魔をしたりしてはならない。
    7. 罰:ペナルティ

      不当なプレー

    8. プレーヤーは、以下のことをしてはならない:
      1. 故意に競技規則の反則を犯すこと。
      2. 腕か手を使い、ボールを故意にノック、置く、押す、投げるなどして競技区域の外へ出すこと。
      3. いかなることであっても、相手が反則を犯したとマッチオフィシャルに思わせるようなこと。
      4. 罰:ペナルティ
      5. 時間の空費。 罰:フリーキック

      反則を繰り返すこと。

    9. チームは、同じ違反を繰り返し行ってはならない。
    10. プレーヤーは、競技規則の反則を繰り返し行ってはならない。
    11. 罰:ペナルティ
    12. 同一チームの複数のプレーヤーが同じ違反を繰り返す場合、レフリーはチーム全体に対して注意を与え、その後また違反を繰り返した場合には、反則を犯したそのプレーヤーに一時的退出を命じる。
    13. 危険なプレー

    14. プレーヤーは、無謀な、または、他者に対して危険な行為はいかなるものもしてはならない。
    15. プレーヤーは、誰かに暴行したり、暴言を吐いたりしてはならない。暴行には、かみつき、殴打、目や目の周辺部への接触、腕、肩、頭、膝のいずれかの部分を使って殴ること(スティフアームタックルを含む)、踏みつけること、足でつまずかせること、蹴ることを含むが、この限りではない。
    16. プレーヤーは、相手側プレーヤーに対して、早く、遅く、または、危険な形でタックルしてはならない。危険なタックルには、肩の線より上へタックルすること、または、しようとすることを含むがこの限りではない。タックルが肩の線より下から入ったとしても同様である。
    17. プレーヤーは、ボールを保持していない相手側プレーヤーに対してタックルしてはならない。
    18. スクラム、ラック、モールの中にいる場合を除き、ボールを保持していないプレーヤーは、同じくボールを持っていないプレーヤーのことを捕えたり、押したり、チャージしたり、または、妨害してはならない。
    19. プレーヤーは、ボールを持っている相手側プレーヤーをつかもうとしないでチャージしたり突き倒したりしてはならない。
    20. プレーヤーは、地面から足が離れている相手側プレーヤーをタックルしたり、チャージしたり、引っ張ったり、押したり、または、つかんだりしてはならない。
    21. プレーヤーは、相手側プレーヤーを地面から持ち上げて、そのプレーヤーが頭、および/または、上半身から地面に落ちるように落としたり力を加えたりしてはならない。
    22. スクラムにおける危険なプレー
      1. スクラムにおける第一列は、相手と距離を取って組み相手に突進してはならない。
      2. フロントロープレーヤーは、相手を引っ張ってはならない。
      3. フロントロープレーヤーは、故意に相手を宙に浮かせたり、スクラムから押し上げて出したりしてはならない。
      4. フロントロープレーヤーは、スクラムを故意に崩してはならない。
    23. ラック、モールにおける危険なプレー
      1. プレーヤーは、ラックやモールにチャージしてはならない。チャージには、ラックやモールの中で他のプレーヤーにバインドせずに行われるあらゆる接触を含む。
      2. プレーヤーは、相手側プレーヤーに対して、肩の線よりも上に接触してはならない。
      3. プレーヤーは、ラック、または、モールを故意に崩してはならない。
    24. プレーヤーは、報復行為をしてはならない。
    25. チームは、「キャバルリー・チャージ」、または、「フライング・ウェッジ」をしてはならない。
    26. プレーヤーは、ボールキャリアーの手にあるボールを蹴ろうとしてはならない。
    27. ボールキャリアーは、過度の力がかからなければ、相手側プレーヤーに対してハンドオフをしてもよい。
    28. 罰:ペナルティ
    29. プレーヤーは、ボールを蹴ったばかりの相手側プレーヤーに故意にチャージしたり、妨害したりしてはならない。
    30. 罰:ペナルティ。反則をしなかった側のチームは、以下のどちらかの地点を選んでペナルティキックを行ってよい:
      1. 反則の地点;または、
      2. ボールの着地点、または、ボールが次にプレーされる地点だが、タッチラインから15メートル以上離れたところ;
      3. あるいは、キックしたボールが直接タッチになった場合、ボールがタッチラインを越えた地点と交差する15メートルライン上;
      4. あるいは、ボールがインゴール内、タッチインゴールライン内、または、デッドボールライン上、あるいは、デッドボールラインを越えて落ちた場合、ボールがゴールラインを越えた地点と交差するゴールラインから5メートル離れ、かつ、タッチラインから15メートル以上離れたところ;
      5. あるいは、ボールがゴールポストやクロスバーに当たった場合、ボールが着地したところ。
      キッカーに対するレイトチャージ
    31. オープンプレーにおいて、いずれのプレーヤーも味方のプレーヤーをリフト(持ち上げる)、または、サポートすることができる。そのようなことをするプレーヤーは必ず、どちらかのチームがボールを獲得したらすぐに、そのプレーヤーを安全に地面へと降ろさなくてはならない。 罰:フリーキック
    32. 不行跡

    33. プレーヤーは、健全なスポーツマンシップの精神に反するようなことは、いかなることも行ってはならない。
    34. プレーヤーは、レフリーの権限を尊重しなければならない。また、レフリーの決定に反論してはならない。レフリーがプレーを停止するために笛を吹いたときは、ただちにプレーを停止しなければならない。
    35. 罰:ペナルティ

      イエローカードとレッドカード

    36. レフリーは、注意を与えて10分間の一時的退出を命じたプレーヤーに対し、イエローカードを示す。同じプレーヤーがその後、別のイエローカードに相当する反則を犯した場合、そのプレーヤーは退場しなければならない。
    37. レフリーは、注意を与えて2分間の退出となったプレーヤーが出た場合、そのプレーヤーにイエローカードを示す。その後、同じプレーヤーが別のイエローカードに該当する違反を犯した場合、そのプレーヤーは退場となる。
    38. レフリーは、退場となったプレーヤーに対しレッドカードを示し、そのプレーヤーは試合の残りの部分には参加できない。退場となったプレーヤーについて交替や入替えはできない。